ポール・アイズピリ
1919-2016

ポール・アイズピリ Paul AIZPIRI

パリ画壇の具象系派ポピュラー作家の一人。
軽快なタッチと鮮やかな色彩を好み、静物、風景、人物などのリトグラフで親しまれている。
パリを中心に欧州、米国、日本などで個展開催。作品はルーマン美術館、アルビ美術館、
キャストゥル美術館、ヒアレン美術館などに収蔵されている。

1919年 パリで生まれる。ブール象眼学校に入学後、絵画を志し パリ美術学校に転校、
     サバテの指導を受ける
1939年 徴兵されドイツ軍の捕虜となるが脱走
1945年 フランス解放後、「青年絵画展」の創立会員となる
1946年 同展3等賞 受賞
1951年 プリ・ナショナル賞 受賞
1954年 ペトリデス、ロマネ各画廊にて個展開催。ニューヨーク(62年)、東京(65年、)ジュネーブ(66年)、
     アヴィニヨン(67年)などで個展
1963年 国際形象展に出品(以降、毎年出品)
1971年 トゥールで ジュマイ賞 受賞
1980年 1年間にわたって ナント、アンジュール、セーユ、ボルドーにてフランスの風景展。
1990年 <個展>大回顧展(エスパス・カルダン)Espace Pierre Cardin…1971年にピエール・カルダン
     (ファッション・デザイナー)がパリに作ったホール。様々な芸術の発表の場として世界的に有名。
2016年 1月22日、パリの自宅で老衰のため死去。